Oral care to save your health and future
口の中だけの問題と思われがちな「歯周病」。実は、様々な感染症とも密接に関連しています。一例として「新型コロナ」に感染した場合の重症化リスクが歯周病の有無によってどのように変化するのか、その調査結果を御覧ください
(単位:倍)
Jounal of Clinical Periodontology 01 Febrary 2021 Association between perriodontitis
and severity of COVID 19 infection: A case control studyを基に作成
(日本orアメリカ)
永久歯は一度失ってしまうと二度と生えてきません。日本では1本の歯の価値は100万円と言われておりますが、アメリカでは1本500万円とされています。雑誌「プレジデント」は50〜70代の男女1000人に「リタイアする前にやっておけばよかった」ものについてアンケート調査したところ、1位は「歯の定期検診を受けておけばよかった」と発表しています。口腔ケアの意識を高め、一本でも歯を残すことが大切です。
65歳の人、約12,000人を対象に行われた調査で、1回あたりの医科での医療費を示すものです。歯の残存数が少ないほど医療費が高くなっています。20本以上歯が残っている人とでは、医療費に1.5倍もの差がでています。口腔内の健康が、全身の生活習慣に関係していることが解ります。
長らく口腔内のトラブルとして認識されてきた歯周病ですが、最近の研究で歯周病が心疾患・脳卒中・糖尿病などとも関係していることがわかってきました。歯周病菌が血管を通じて全身にひろがることで、全身疾患のリスクを引き上げるのです。
歯周病はそうでない人に比べ、低体重児や早産のリスクを高めます。早産は2.27倍、低体重児は4.03倍にも上るというデータがあります。妊娠前から口腔ケアを行うことが重要です。
◆歯周病は人類最大の
歯周病は予備軍も含め国民約80%、20代でも約50%に該当します。口腔内に感染した歯周病菌によって、歯茎や歯を支える歯根などが溶け歯を失う病気です。更に歯周病菌は、炎症部の毛細血管から体全体に回り、免疫力を下げて様々な生活習慣病の発生を助長します。
◆口腔内のトラブルはあらゆる疾患病の引き金に
歯メタボリックドミノとは、河川の上流で放流される汚染物質が下流域の汚染原因になっていることを、「上流の菌学」「下流の医学」としてドミノで例えたものです。歯周病になると生活習慣病は知らない間にドミノ倒しのように進み、最後は人命に関わるような疾患を引き起こします。逆に上流の口腔でケアすることで、多くの生活習慣病を未然に防ぐことができます。
株式会社VATAへのお問い合わせは、下記項目を入力・内容確認後、「送信」ボタンを押してください。※は必須項目です。
※チェックBOXにチェックを入れてから送信ボタンを押してください。
Copyright©VATA All Rights Reserved.